私の中の酒鬼薔薇少年(8)
(前ブログからの転載)
醜い顔は何人か覚えがある。
神を騙るエセ宗教家。
行き場のない子を虐待していた施設の長。
老人を食い物にした銀行員。
なまじ高級げな身分や地位を看板にしていると
生き様の低さとの落差がアクになって
面の皮に染み出すのだろうか。
少年の顔写真を載せた週刊誌の編集長もその出版社のドンも
知的産業に携わっている者とは
とうてい信じられない濁った貧相な顔をしていた。
そして、小学生でも分かっている、売りたかったのだ
という言葉の代わりに並べ立てる
表現の自由だの知らせる義務だのというキザな文言は
視線の定まらない者から吐かれると
憤りや滑稽さを通り越して
うら哀しく思えてくる。
― こんな奴等がこの国の言論界のリーダーだったんだ ―
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