私の中の中学生たち(5)
塾の仕組みはいづれ書かせて頂くつもりだけれど、他の塾との一番の
違いは、お母さんたちの相談事を常時受け付けている点だろう。
そんな中で、中学生のお母さんたちの相談の大半は、吾が子が分から
なくなったである。
相談のテーマが進学のことであれ、部活のことであれ、前後してあるい
は前提として、溜息とともに出てくるのが「何を考えているのか分からな
い」だ。
「だってセンセ、中2になった途端急に無口になって、何を聞いてもベツ
ニーなんですよォ~。あんなにお喋りだったのに…」
特に男子中学生の場合その変化が極端なために、母親を避けるよう
になった切っ掛けは自分のどこかにあったのではと、あらぬ自責に悶
々とすることになったりする。
そして、散々ぼやいた末に、ほとんどのお母さんはこう締め括る。
「大変ですよねぇ先生は。自分の子だって持て余すのに、入れ替わり
立ち代わり大勢の生意気盛りを…。よく神経持ちますねぇ。」
ねぎらってもらうのは嬉しいけれど、嬉しさに乗じてうっかりすると、本
音が丸ごとこぼれそうになる。
「大人に比べるとずっと楽ですよ。どこからか取り込んだ、自己中心的
だの情緒不安定だのという先入観さえ取り除けば、表現力が乏しい以
外、いたって分かり易いです。
第一中学生たちは大人のように、他者を語る形をとりながら、実は延
々と自分を語るという、手の込んだ自己宣伝をしませんから」
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コメント
こんにちは。
また、私のブログでリンクを貼っても良いでしょうか?
あまりにジャンル?が違いますけども・・・^_^;
投稿: ちょん | 2007年5月13日 (日) 18時56分